Vol. 130|プロサッカー選手 川口 能活
《守護神は燃え尽きない》富士市が生んだ日本のスーパーヒーロー、川口能活さん。世界で活躍し、ベテランの粋に達しても見る人の心を熱く揺さぶるその炎は、少年時代からずっと燃え続けています。
富士地域で活動する人々の素顔をとことん掘り下げます
《守護神は燃え尽きない》富士市が生んだ日本のスーパーヒーロー、川口能活さん。世界で活躍し、ベテランの粋に達しても見る人の心を熱く揺さぶるその炎は、少年時代からずっと燃え続けています。
「梅雨明け前はよく晴れていたのに 」そんな奇妙な声も聞かれた今年の夏。露出した山肌と青空が織りなす鮮烈な夏富士を目にする機会も少なく、地元住民としては消化不良の感もあるが、この夏も多くの外国人旅行者が富士山を訪れたようだ。
富士山に登るべく、国内外から多くの人が訪れることは喜ばしい限りだが、山開きに合わせて富士山スカイラインではマイカー規制が敷かれるため、地元住民が五合目までの気軽なドライブを楽しめるのも9月までおあずけということになる。それならば今のうちにと、気軽なドライブ…ではなく取材の仕事で訪れた。
3月下旬、春めいた日も増えてきたため、今回の取材では富士宮市の白糸ノ滝まで遠征してみた。ところがこの時期、富士市街とは違い白糸周辺はまだ寒い。
心地良く晴れ渡った1月下旬、いつものように外国人観光客を探してJR新富士駅を訪れると、さほど待つこともなくターゲットを発見。カップルかと思いきや、意外にも姉弟での二人旅だった。
12月初め、暑かったり寒かったりと不安定だった秋が過ぎ、ようやく富士市街から見る富士山の雪景色も落ち着いてきた。白い輪郭が青空に映えるこんな日は『フジサンタカイネ』日和。
11月上旬に富士山スカイラインが冬期閉鎖となり、富士山はまたしばしの間、「遠望を楽しむ山」となった。登山客がいないこの時期、富士・富士宮で外国人旅行者に会えそうな場所は限られる。今回は手堅く、富士山本宮浅間大社に狙いを定めて訪れてみた。
富士登山シーズン真っ最中。この時期は実際に富士山に登った外国人観光客に感想を聞くまたとないチャンスで、これを見逃す手はないと、下山後の外国人観光客が訪れそうな場所としてまず思い当たったのが、富士山本宮浅間大社だった。
富士山富士宮口の山開きを間近に控えた7月初旬、登山口へ向かう道路がマイカー規制で通れなくなる前にと、ついにこのコーナーの取材で富士山五合目にまで足を伸ばしてしまった。
今回は富士宮市の富士山本宮浅間大社へ。3月下旬、武田信玄が寄進したという伝承から『信玄桜』とも呼ばれるしだれ桜がほころび始めたという知らせを聞き、「これは外国人観光客がやって来るに違いない」という直感だけを頼りに訪れてみた。