フジサンタカイネ【チェコの高校生】
さてこのコーナー、覚えている読者はどれくらいいるだろうか?サブタイトルの通り、見かけた外国人観光客に声をかけて話を聞いて、写真を撮って紙面に載せる、ただそれだけの企画である。ごく一部に偏愛的なファンがいるとかいないとか、いないとか。とにかくこのたび、2020年3月以来4年ぶりの復活となった。
富士山周辺を訪れた外国人に 突撃インタビューしてみました
さてこのコーナー、覚えている読者はどれくらいいるだろうか?サブタイトルの通り、見かけた外国人観光客に声をかけて話を聞いて、写真を撮って紙面に載せる、ただそれだけの企画である。ごく一部に偏愛的なファンがいるとかいないとか、いないとか。とにかくこのたび、2020年3月以来4年ぶりの復活となった。
2月中旬、新型コロナウイルスの問題で海外からの観光客が減少しているといわれる中、はたして取材に応じてくれる外国人に出会えるだろうかと心配しながら訪れてみた富士山本宮浅間大社だったが、なんと今回は現地到着からわずか3分、最初に声をかけたカップルにインタビューすることができた。
富士山の登山シーズンを終えたばかりの9月中旬、今回の取材では富士宮市の白糸の滝へ足を運んでみた。周辺の駐車場や遊歩道、観光案内所が再整備されて以降、外国人ツアーの観光コースにもすっかり定着した白糸の滝だが、インタビューをお願いする上でバスの出発時刻などの制約がない個人旅行者を探すとなると、これがけっこう難しい。
令和改元に伴う空前絶後の「スーパーゴールデンウィーク」が過ぎ去った5月某日、連休中は帰省客や送迎車で混雑していたJR新富士駅も、いつもの落ち着きを取り戻していた。
アジアから日本を訪れる個人旅行者は増えているにもかかわらず、このコーナーではあまり登場しない理由はただ一つ。遠目から見て日本人と見分けづらく、声をかける踏ん切りがつかないからである。
9月中旬のこの日、富士宮口五合目は濃霧に包まれた。どこに人がいるのかさえ分からないほどで、さすがに無理かと引き返そうとしたところ、意外な光景が目に飛び込んできた。背の高い若者二人が談笑しているのだが、よく見るとその脇には…自転車!?
富士山を気軽に楽しむのであれば、富士宮口登山道五〜六合目の冬季閉鎖が解除されてからの約1ヵ月間がおすすめ。頂上まで登りたい人は山開きまで我慢が必要だが、遠方からの来客をもてなす時や、幼い子ども連れの行楽には最適だ。
3月下旬、咲き誇る桜に心躍る季節だが、その反面、晴れていても富士山は霞んで見えない日が多くなる。この日も午前中は鮮明だった富士山の姿が午後にはうっすらとした輪郭だけになり、今にも消え入りそうだった。
初詣に訪れた外国人旅行者を取材しようと1月初旬、富士山本宮浅間大社を訪れた。ところが、いつもは見かけるその姿が、この日に限ってなぜか皆無。仕方なく定番スポットのJR新富士駅へと向かう。
「梅雨明け前はよく晴れていたのに 」そんな奇妙な声も聞かれた今年の夏。露出した山肌と青空が織りなす鮮烈な夏富士を目にする機会も少なく、地元住民としては消化不良の感もあるが、この夏も多くの外国人旅行者が富士山を訪れたようだ。