Face to Faceに込めた思い
2004年の創刊以来、私たちは
富士山南麓地域に暮らす人々の
たくさんのストーリーを描き、伝えてきました。
富士山にインスピレーションを受けながら創作活動に打ち込む人。
より暮らしやすく、よりやさしい街づくりのために身を捧げる人。
ユニークで社会価値の高いビジネスに取り組む人。
あるいは、この地を足がかりに全国や世界へ羽ばたく人。
人口40万人のこの街ですが、伝えたい物語の数は尽きません。
私たちのインタビューでは、時間を区切ることはありません。
語り尽くし、ご自身すら言語化していなかったような深層にたどり着くまで
とことんお聴きし、とことん掘り起こします。
今やっていること、表面に見えることだけではなく、
過去と現在と未来を結んだ、その人の生き方の根っこにある
誰もが共感できる普遍性をこそ描き出したいと思うからです。
富士地域という街への地元愛にこだわっているわけではありません。
誰もまねできないような「すごい人」を探しているわけでもありません。
私たちのストーリーに登場するのは、世界中どこの街にいるかもしれない
「ふつうのあなた」なのです。
編集長 星野大輔
発行の目的と媒体の概要
Face to Face[紙版]は、富士市の新聞販売店・星野新聞堂が発行しています。
私たちが売っている新聞というものは、広い世界のどこかで昨日起こった大事件は伝えても、身近な地域の中で、また長い時間軸の中でこつこつと活動してきたふつうの人々の等身大のストーリーを伝えることはあまりありません。
また、暗いニュースは記事になっても、人を勇気づけたり前向きな気持ちにさせるような話題はあまり新聞では取り上げません。
そんな新聞という商品の生来的に苦手な部分を補完し、地域の中での活字文化を守っていくことは、情報産業の片隅にいる新聞販売店にとってとても重要な事業であり、その提供する価値の本質であると考えて、私たちはFace to Faceを発行し続けています。
創刊 | 2004年8月 |
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発行日 | 毎月第2水曜日 |
装丁 | タブロイド判 奇数月 12ページ / 偶数月 4ページ |
発行部数 | 38,000部 |
配布方法・エリア | 新聞折込(静岡県富士市・沼津市) |
発行 | 株式会社星野新聞堂 |
編集人 | 編集長 星野大輔 |
編集制作 | コンテクスチュアリー・コンテンツ・スタジオ株式会社 |